NEWS(12/09/25 14:57)

Adobe、洗練されたWebサイトの構築を支援する“Adobe Edge Tools & Services”を公開

「Animate」「Code(Brackets)」「Inspec(Shadow)」などが含まれる

“Adobe Edge Tools & Services”“Adobe Edge Tools & Services”

 米Adobe Systems Incorporatedは24日(現地時間)、洗練されたWebサイトの構築を支援するツール・サービス群“Adobe Edge Tools & Services”を公開した。

 “Adobe Edge Tools & Services”に含まれるツールとサービスは以下の7つ。現在のところ、“Adobe Creative Cloud”の無償メンバーシップで利用できる。

  • 「Edge Animate」
    HTML/CSS/JavaScriptを利用してアニメーションやインタラクティブコンテンツを作成できるツール。当初は「Adobe Edge」という名前で開発されていた。
  • 「Edge Reflow」
    ブラウザーの表示サイズに応じて変わる“レスポンシブ”なレイアウトを標準的なCSSで実現するためのツール。
  • 「Edge Code」
    HTML/CSS/JavaScriptでコンテンツやアプリケーションのコードを記述。オープンソースプロジェクト“Brackets”がベースになっている。
  • 「Edge Inspect」
    さまざまなモバイルデバイスでWebデザインのプレビュー・検証をするためのツール。これまで「Adobe Shadow」としてプレビュー公開されていた。
  • 「Edge Web Fonts」
    AdobeやGoogleそして世界中のデザイナーの提供によって実現された、膨大なWebフォントのライブラリへのアクセスを提供。現在のところ「Edge Code」へ統合されているが、今後「Edge Reflow」などほかのツールへの展開も予定されている。
  • 「Typekit」
    品質の高い商用フォントをサブスクリプションで提供し、Webで利用可能にするサービス。
  • 「Phonegap Build」
    HTML/CSS/JavaScriptを利用して、さまざまなモバイルプラットフォーム(iOS、Android、Windows Phone、BlackBerry、webOS、Symbian)に対応したアプリケーションを開発・パッケージングする。

(柳 英俊)