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エムソフト、定番テキストエディター「EmEditor Professional」v13のベータ版を公開

複数位置の文字列を選択して一括編集できるように

「EmEditor Professional」v13 ベータ 1

 (株)エムソフトは17日、定番テキストエディター「EmEditor Professional」の次期バージョンv13のベータ版を公開した。v13の主な変更点は、複数位置の文字列を選択して一括編集できるようになったこと。

 複数の位置を選択するには、通常の方法で1カ所の文字列を選択したあと、別の場所の文字列を[Ctrl]キーを押しながらドラッグすればよい。複数の位置を選択した状態で文字列を入力すると選択した全部の位置に一括で同じ文字列を入力できるほか、[Backspace]キーで全部の位置の末尾の文字を1文字ずつ削除できる。

 また、巨大なファイルを開く際の動作も強化された。たとえば、1行の長さが4GBを超える行を含んだファイルも開くことが可能になったほか、非常に長い行を含むファイルの描画も高速化された。さらに、ファイルを指定行数ごとやブックマークを付加した位置で分割したり、複数のファイルを結合する機能も追加されている。

ファイル分割機能
ファイル結合機能

 加えて、複数ファイルの文字エンコードを一括で変換する機能が追加された。また、すべての機能からインクリメンタルサーチで絞り込んで、機能を実行できる“クイック起動”機能も追加された。

文字エンコードの一括変換機能
“クイック起動”機能

 そのほか、さまざまな機能追加・仕様変更が施されている。

 本ソフトは、Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012およびXP以外の64bit版に対応する4,000円(税込み)などのシェアウェアで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「EmEditor Professional」
【著作権者】
Emurasoft, Inc.
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/8/Server 2012およびXP以外の64bit版
【ソフト種別】
シェアウェア 4,000円(税込み)など
【バージョン】
13 ベータ 1(13/04/17)

(長谷川 正太郎)