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クラウドベースのウイルス対策ソフト「Panda Cloud Antivirus 3.0」が公開
デザインを一新、定期スキャンやレスキューキットの作成が可能に
(2014/5/9 13:33)
米Panda Securityは8日(現地時間)、クラウドベースのウイルス対策ソフト「Panda Cloud Antivirus」の最新版v3.0を公開した。Windows XP/Vista/7/8および64bit版のVista/7/8に対応しており、現在本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。
「Panda Cloud Antivirus」は、Web上に集積されたマルウェア情報をもとにウイルスの検査・駆除を行う“クラウド型”のウイルス対策ソフト。個人および非営利団体に限り無償で利用できる“Free Edition”と、ファイヤーウォール機能などを搭載した商用も可能な上位有償版“Pro Edition”(年額2,999円)がラインナップされている。
メジャーバージョンアップとなる本バージョンではタイルベースのモダンなデザインへ一新されたほか、新しい機能がいくつか追加された。
たとえば、ユーザーから要望の多かった定期スキャン機能が初めて搭載された。あらかじめユーザーが指定したスケジュールに従って、自動でウイルススキャンを行ってくれる。加えて、ウイルスに感染してPCが起動不能になったときに備えてレスキューキットを作成する機能を搭載。さらに、これまで“Pro Edition”ユーザー限定で提供されていたUSBドライブの保護機能が“Free Edition”ユーザーにも開放された。
そのほか“Pro Edition”ユーザー向けの機能として、Wi-Fiモニター機能が追加された。本機能を利用すると、ネットワークに接続されているデバイスを列挙し、侵入者がいないか調べることができるという。
なお、本ソフトをインストールする際、ツールバーの導入や検索プロバイダーの変更を勧めてくるが、ユーザー側でそれを拒否することも可能。
ソフトウェア情報
- 「Panda Cloud Antivirus」Free Edition
- 【著作権者】
- Panda Security S.L
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7/8および64bit版のVista/7/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人および非営利団体での利用のみ)
- 【バージョン】
- 3.0(14/05/08)