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PDF文書に注釈を書き込む機能を追加した「Evernote for Windows」v5.6.4が公開

ノートを共有する際に生成されるURLも短縮

「Evernote for Windows」v5.6.4.4632

 米Evernote Corporationは29日(日本時間)、オンラインメモサービス“Evernote”のWindows デスクトップ用クライアントソフト「Evernote for Windows」の最新版v5.6.4.4632を公開した。最新版の主な変更点は、“Evernote”へ取り込んだPDF文書へ注釈を書き込める機能を追加したこと。

 PDF文書への注釈追加機能は、プレミアムおよびBusiness会員向けに提供される機能で、矢印や任意の図形、テキスト、マーカー、スタンプなどをPDF文書へ書き込んで保存可能。PDF文書への注釈追加機能を利用するには、PDF文書へマウスカーソルを重ねると現れるツールバーにある[PDF に描き込む]ボタンを押し、専用のウィンドウを呼び出せばよい。

 また、ノートを共有する際に生成されるURLも短縮された。さらに、無償会員も含む全ユーザー向けの変更点として、同梱のIE用プラグイン「Web クリッパー」のデザインが改良され、Webページを保存する際のポップアップが「Google Chrome」版の「Evernote Web Clipper」v6.2以降とほぼ同じデザインに変更されている。なお、「Web クリッパー」はIEの全バージョンに対応しているが、スクリーンショットの撮影と注釈の付加機能はIE10/11のみの機能となっているので注意。

注釈追加用のウィンドウ
IE用プラグイン「Web クリッパー」

 「Evernote for Windows」は、Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作確認した。現在、“Evernote”のWebサイトからダウンロードできる。

ソフトウェア情報

「Evernote for Windows」
【著作権者】
Evernote Corporation
【対応OS】
(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
5.6.4.4632(14/08/29)

(長谷川 正太郎)