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検索バーの追加など検索機能を強化した「カシミール3D」v9.1.9
入力した緯度・経度への表示位置をジャンプさせることも可能に
(2015/2/26 17:49)
国土地理院から刊行されている数値地図やさまざまな地形データ、標高データなどをもとに、地図や3Dモデルによる展望を表示できる「カシミール3D」の最新版v9.1.9.23150が、26日に公開された。最新版の主な変更点は、“検索”バーが追加されるなど、検索機能が強化されたこと。
最新版で新たに追加された“検索”バーは、[編集]メニューの[検索]項目または[ジャンプ]メニューの[地名へ]項目と同様の機能を利用できる。この機能は検索結果が1つしか無い場合には検索結果にただちにジャンプすることができ、たとえば“奥穂高岳”というキーワードで検索すると、表示される領域が奥穂高岳に移動する仕組み。
検索機能自体も強化されている。たとえば、所定の書式に従って緯度・経度を入力して検索すると、地図の中で当てはまる位置にジャンプできるようになった。“36度56分47.14秒 139度26分44.51秒”“36.946428,139.445697”というように記述することで、入力した緯度・経度に応じた地図を表示可能。
加えて、検索の対象も拡張され、検索の対象に「カシミール3D」が扱える地図や「カシミール3D」の機能などが追加された。検索結果から「カシミール3D」に導入されている地図を開いたり、「カシミール3D」の機能を実行することが可能。こうした検索は“検索”バーからも行える。
そのほか、検索時にキーワードを全角スペースなどで区切り、AND検索が可能になった。また、検索に全角英数字・半角英数字のいずれでも検索可能になるといった検索機能を中心とした機能の強化や、不具合の修正などが行われている。
本ソフトは、Windows 2000/XP/Vista/7/8/8.1に対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
ソフトウェア情報
- 「カシミール3D」
- 【著作権者】
- DAN杉本 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista/7/8/8.1
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 9.1.9.23150(15/02/26)