レビュー
JSONデータからTypeScriptのコードを生成するVisual Studio Code拡張機能「JSON to TS」
選択範囲のJSONを変換できるほか、クリップボード内のJSONを変換して貼り付けることも
2017年7月6日 06:00
「JSON to TS」は、JSON形式のテキストデータから「TypeScript」のコードを生成する「Visual Studio Code」用の拡張機能。編集部にてWindows 10上の「Visual Studio Code」v1.13.0で動作を確認した。“Visual Studio Marketplace”から無償でダウンロードできる。
本拡張機能を利用すると、「Visual Studio Code」で選択したJSON形式のテキストデータを解析して、「TypeScript」のインターフェイスコードを生成することが可能。巨大な配列もきちんと解釈し、型が重複しないようにコードを生成してくれるほか、“Union types”や“Optional types”にも対応する。クリップボードにコピーされたJSONを変換することも可能なので、Web APIの出力からコードを生成して「Visual Studio Code」へコピーするといったことも簡単に行える。
「JSON to TS」をインストールするには、[Ctrl]+[Shift]+[P]キーを押して“コマンド パレット”へアクセスし、“ext install json-to-ts”というコマンドを入力する。GUIを使いたい場合は[拡張機能]サイドバーを開き、「JSON to TS」を検索してインストールするとよいだろう。
コード生成機能は、“コマンド パレット”で“json”などと入力してコマンドへアクセスして利用する仕組み。選択範囲のJSONを変換する[Ctrl]+[Alt]+[S]キーや、クリップボード内のJSONを変換して貼り付ける[Ctrl]+[Alt]+[V]キーといったショートカットキーを用いることもできる。
ソフトウェア情報
- 「JSON to TS」
- 【著作権者】
- MariusAlchimavicius 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.4.3(17/06/15)