レビュー
ロボットにコマンドを与えて動かしながらプログラミングを楽しく学べる「Lightbot」
マップの青タイルを全部点灯させよ! 繰り返しをまとめてスロットを節約するのがコツ
2017年11月10日 15:00
「Lightbot」は、ロボットを操作しながら楽しくプログラミンを学べる知育アプリ。Windows 8.1/10に対応するWindows ストアアプリで、現在“Microsoft ストア”から500円(税込み)で購入できる。
ロボットにコマンドを与えて動かしながら、プログラミングの基本概念が学べるトレーニングアプリ。6つのステージから構成されており、それぞれ基本的な動作(Basics)、手続き(Procedure)、多重定義(Overloading)、繰り返し(Loops)、条件分岐(Conditionals)を学ぶことができる。最後のステージは応用をかねたチャレンジステージだ。残念ながら日本語がサポートされていないので、各ステージのルールを最初に教えてあげる必要があるかもしれないが、基本はシンプルなので飲みこみの早い子どもならばすぐに慣れてしまうだろう。
それぞれのステージは、いくつかのマップから成り立っている。それぞれのマップには正方形のタイルが敷き詰められており、アイコンで示された“前に進む”や“右を向く”、“左を向く”といったコマンドを“スロット(Slot)”にセットして実行すると、その通りにマップをロボットが進んでいく仕組みになっている。マップにある青タイルで“バルブ(電球)”コマンドを実行し、すべての青タイルを光らせることができたら、そのマップはクリアだ。
初めの方のマップは移動コマンドを適当に並べて“バルブ”を点灯させていけば簡単にクリアできる。しかし、“スロット”にセットできるコマンドの数は限られているので、マップが複雑になるにつれて次第に効率よくコマンドをセットする必要に迫られるだろう。さらにステージ2からは“メインスロット”に加えて、“PROC1”“PROC2”スロットが利用できるようになる。コマンドの繰り返しを見つけたら“PROC1”“PROC2”スロットにまとめるなどの工夫がないとクリアは覚束ない。
また、一部のマップには利用するコマンド数に目標制限が設定されている場合がある。この目標をクリアすると、星をもらうことが可能。“PROC1”のなかで“PROC1”を実行する“再帰”などのプログラミングテクニックを駆使しながら、20個全部集めてみよう。
なお、編集部にて試用したところ、マップすべてをクリアして次のステージに行くときにアプリケーションが強制終了してしまう不具合が確認できた。ゲームの進行状況の保存には問題がないので、アプリケーションを再起動して次へ進むとよいだろう。
ソフトウェア情報
- 「Lightbot」
- 【著作権者】
- Lightbot, Inc
- 【対応OS】
- Windows 8.1/10
- 【ソフト種別】
- ダウンロード販売 500円(税込み)
- 【バージョン】
- 1.0.0.0