レビュー
エクスプローラー風のシンプルなアイコンビューワー「MiTeC Icon Explorer」
馴染みのあるUIでアイコンリソースの閲覧・抽出・削除が行えるポータブルアプリ
2018年1月24日 06:00
「MiTeC Icon Explorer」は、「エクスプローラー」スタイルのシンプルなアイコンビューワー。Windows 95以降およびServer 2008/2008 R2に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
実行ファイル(*.exe)やリソースライブラリ(*.dll)に含まれるアイコンファイルを閲覧・抽出できるツール。馴染みのある「エクスプローラー」スタイルのユーザーインターフェイスを備える上、インストール不要のポータブルアプリになっており、扱いやすい点が魅力だ。
メイン画面はフォルダーツリーとファイルリストビューを備えた3ペインになっており、ツリーとリストビューでファイルを選択すると、それに含まれるアイコンリソースが右下ペインに一覧表示される。そこでさらにアイコンリソースを選択すると、リソースに含まれるすべてのイメージが、色数とサイズといった情報とともに当該ペインのサイドバーにリストアップされる仕組み。本ソフトでは256×256ピクセルまでのサイズと32bitカラーがサポートされているので、たいていのアイコンは問題なく閲覧できるはずだ。
また、本ソフトではアイコンリソースの簡単な管理も行える。たとえばアイコンリソースの一覧画面では、右クリックメニューからリソースの抽出・保存と削除といった処理が行える。アイコンリソースを保存する際は、アイコンファイル(*.ico)形式とリソースライブラリ形式(*.iclまたは*.dll)が選択可能。また、リソースに含まれるイメージも、右クリックメニューからICO/BMP/PNG形式で抽出・保存できる。
そのほかにも、ワイルドカードを利用した検索機能を搭載。また、おまけ機能として簡単なテーマ機能が利用できる。
ソフトウェア情報
- 「MiTeC Icon Explorer」
- 【著作権者】
- Michal Mutl 氏
- 【対応OS】
- Windows 95/98/Me/NT/2000/XP/Vista/7/8/8.1/10およびServer 2008/2008 R2
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 5.0.1(17/12/12)