レビュー
音楽ファイルからクールな波形動画を手軽に生成「Music Visualization Generator」
波形に好みのテキスト、イメージ、ロゴを組み合わせて音楽をビジュアライズ
2018年2月5日 06:00
「Music Visualization Generator」は、音楽ファイルから手軽に波形動画を生成できるソフト。Windows/Macに対応する「Adobe AIR」製のソフトで、作者のWebサイトから無償でダウンロードできる。
スタイリッシュなミュージックビデオを簡単に作成できるツール。音楽ファイルから生成される波形に好みのテキスト、バックグラウンドイメージ、ロゴを組み合わせるだけで、素人でも簡単に音楽をビジュアライズした動画を手軽に生成することが可能。自作の音楽向けに簡単なプロモーションムービーを作りたいといった用途にぴったりだ。
本ソフトで行うべき設定は少なくないが、縦に長い画面の上から順番にオプションを指定していけばよいだろう。
1番上のエリアでは、音楽ファイルのパスを指定する。ドラッグ&ドロップでも指定できるので、「エクスプローラー」からファイルを放り込むのがもっとも手っ取り早いだろう。サポートするファイル形式はとくに明記されていないが、内部で「FFmpeg」「LAME」などが利用されているようなので、たいていの形式は利用できると思われる(本稿ではMP3形式の音楽ファイルを利用)。ファイルのパスを入力したら、次のエリアで出力する動画のサイズを指定しよう。
3番目のエリアは、波形表示のカスタマイズを行う画面だ。本ソフトではライン・サークルライン・バーの3つのタイプが選択可能で、表示位置や色、線の細さも自由にカスタマイズできる。
4番目のエリアには、動画に挿入するテキストに関するオプションがまとめられている。本ソフトではタイトルとサブテキストの2つが挿入可能で、それぞれフォントや色、サイズをカスタマイズ可能。フォントは「M+」系のものが4つ内蔵されている。
その下のエリアでは、背景に関するオプションを指定する。背景色のほか、背景画像が指定可能で、拡大モードやスムージングのON/OFFなども変更できる。
1番下のエリアは、ロゴの設定を行うエリアだ。ここで指定したロゴ画像には、ビートに合わせてビヨンビヨンと脈打つアニメーションが追加できるほか、曲の再生に合わせてゆっくりとローテーションさせることもできる。工夫次第ではポップなイメージを加えられるだろう。
これらの設定は、画面左端にある[PLAY]ボタンで楽曲を再生させながら、リアルタイムでプレビューに反映させることができる。気に入ったら[EXPORT]ボタンを押して、ビデオファイルを出力してみよう。気に入った設定を[+]ボタンで保存しておけば、次回からプリセットとして使いまわすことが可能だ。
ソフトウェア情報
- 「Music Visualization Generator」
- 【著作権者】
- daniwell 氏
- 【対応OS】
- Windows/Mac
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.2