レビュー

Webフォームの自動保存と復元ができるChrome拡張「Typio Form Recovery」 ~管理画面も搭載

アニメーションするインジケーターなど使い勝手のよいUIも光る

「Typio Form Recovery」v1.8.6
管理画面から入力内容の削除やクリップボードへのコピーなどが可能

 「Typio Form Recovery」は、Webフォームの入力内容を自動でバックアップできる「Google Chrome」向けの拡張機能。編集部にて「Google Chrome 66」で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。

 インストールするとSNSの投稿欄やブログのコメント入力欄など、Web上のあらゆるフォームの入力内容が自動保存されるようになる。うっかりタブを閉じたり別のページへ移動してしまって入力内容が消えた場合はもちろん、過去7日分の入力内容が保存され続けるので以前の入力内容を再利用したい場合にも便利だ。保存期間は設定で変更することもできる。

 Webページ内に複数の入力欄がある場合はまとめて保存され、リストやチェックボックスの選択状態も保存される。なお、パスワードとクレジットカード番号の入力欄は標準で保存の対象外となっているが、設定により保存対象とすることも可能。

 復元の際は、フォーカスのある入力欄の右上に表示されるアイコンをクリックすることで保存内容の冒頭が一覧表示され、選択した内容が復元される。さらにそこから[Browse all entries]を選択すると保存した入力内容の管理画面が表示され、入力内容をまとめて確認可能。任意の項目の削除やクリップボードへのコピーといった操作ができる。

 そのほか、フォームへの入力時はブラウザー画面上部にバー状のインジケーターが表示され、自動保存されていることをアニメーションで確認できる。インジケーターは色を変更可能なほか、三角形のものを画面右上に表示させたり非表示にすることもできるなど、カスタマイズも可能な使い勝手のよいUIも魅力となっている。

ソフトウェア情報

「Typio Form Recovery」
【著作権者】
Nicklas Sandell 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.8.6(18/03/23)