レビュー

WebページがSNSで共有された際の見栄えを手軽にチェックできる「TDK Meta Checker」

“Open Graph Protocol(OGP)”のメタデータを表示するGoogle Chrome拡張機能

「TDK Meta Checker」v1.0.1

 「TDK Meta Checker」は、閲覧ページがSNSでシェアされたときにどのように見えるのかをチェックできる「Google Chrome」用の拡張機能。編集部にてWindows 10上の「Google Chrome 81」と「Microsoft Edge 81」で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。

 閲覧ページで“Open Graph Protocol(OGP)”のメタデータが適切に指定されているかをチェックできる拡張機能。“OGP”のメタデータ(“<meta property="og:title" content="窓の杜" />”など)は、“Facebook”や“Twitter”、“はてなブログ”などにリンクを埋め込む際、URLや概要、サムネイル画像付きのリッチな見栄えにする際に使われる。単にURLが掲載されるよりも読者の目につきやすくなるので、アクセスアップを狙うなら是非設定しておきたいメタデータだ。

 OGPメタデータが正しく設定されているかを確認するのには、今回紹介する「TDK Meta Checker」がお勧め。目的のWebサイトを開いた状態で拡張機能のボタンを押してポップアップにアクセスし、[チェックする]ボタンを押すだけで、そのページのOGPメタデータがどう設定されているかをテーブル形式で確認できる。足りない項目は赤色や黄色の背景色でマークされるので、指定忘れやミスにも気付きやすい。ついでに“Twitter”でリンクをシェアするときに使われる“Twitter カード”のメタデータもチェックできるのもうれしいポイントだ。

[チェックする]ボタンを押すだけで、そのページのOGPメタデータがどう設定されているかをテーブル形式で確認できる
“Twitter カード”のメタデータもついでにチェック

 “Facebook”のデバッガーと“Twitter カード”のバリデーター(検証ツール)へのリンクも用意されているので、「TDK Meta Checker」でだいたいの確認が済んだら、最後にこれらのツールでも確認しておくと万全だろう。

“Facebook”のデバッガー
“Twitter カード”のバリデーター

ソフトウェア情報

「TDK Meta Checker」
【著作権者】
bk 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.1(19/11/13)