REVIEW(09/09/15)
通常のWindowsアプリケーションをWindowsサービスとして動作させる「sexe」
ログオフ時でも作業を継続できるので、サーバーや定期的な作業を行うツールに便利
「sexe」は、通常のWindowsアプリケーションをWindowsサービスとして動作可能にするソフト。Windows NT 4.0/2000/XP/Server 2003/Vista/7に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
Windowsサービスは、主にユーザーとのやり取りがない特定の作業をバックグラウンドで実行するプログラムで、通常のソフトは動作を停止してしまうログオフ時や、Windowsが起動してユーザーがログインするまでの間などでも、作業を継続できるのが特長。サーバーソフトやバックアップツールなど、定期的に作業を自動実行する常駐系ソフトのなかには、サービスとして動作させるのが適切なものもある。
しかし、すべての常駐ソフトがサービス動作する機能を備えているわけではない。そんなときは、本ソフトで強制的にサービス化してしまおう。
使い方は簡単で、メイン画面でサービス化するアプリケーションを登録するだけでよい。登録時には起動オプションを指定したり、Windows起動時に自動でサービスを開始するようにも設定できる。最後に[OK]ボタンを押せば、指定したアプリケーションがWindowsサービスとして登録される仕組み。
なお、本ソフトはアプリケーションの終了を監視して、アプリケーションの終了と同時にWindowsサービスの登録を解除できる仕組みになっているが、ソフトによってはうまく動作しないことがある。本ソフトでは、適切に終了処理が行えるかを試せる“テスト起動”機能を備えているので、実運用の前に一度テストしてみよう。
- 【著作権者】
- (有)軟式
- 【対応OS】
- Windows NT 4.0/2000/XP/Server 2003/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.08(09/09/03)