REVIEW(10/01/06)
Windows 7のタスクバーのちょっとした不満点を解消できる「7 Taskbar Tweaker」
タスクボタンへのD&Dでファイルを開いたり、一部の挙動を従来のものへ戻せる
「7 Taskbar Tweaker」は、タスクバーの挙動をカスタマイズできるソフト。Windows 7および同64bit版に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
Windows 7ではタスクバーの機能が大幅に拡張・改善されてかなり使いやすくなった。その一方で、タスクバーの挙動がこれまでとは変わったことに戸惑った人も多いのではないだろうか。そんな人はぜひ「7 Taskbar Tweaker」を試してみよう。タスクボタンをクリックした際や、ファイルをドラッグ&ドロップした際の挙動を変更できる。
たとえば、Windows 7ではタスクボタンの右クリックで従来のシステムメニューではなくジャンプリストが表示されるようになった。初期状態のWindows 7で従来のシステムメニューを利用するには、右クリックの際に[Shift]キーを押す必要がある。本ソフトを利用すれば、この挙動を従来のものへ変更可能。従来のシステムメニューを頻繁に利用するユーザーにとっては、こちらのほうが便利だろう。
また、Windows 7ではタスクバー全体が“クイック起動”を兼ねる設計になっているが、タスクボタンにファイルをドラッグ&ドロップしても、“クイック起動”のようにアプリケーションで開くことはできず、ジャンプリストに登録されてしまう。そんな場合でも本ソフトを利用すれば、タスクボタンへのドラッグ&ドロップでファイルを開けるようになる。
そのほか、マウスのホイールクリックでウィンドウを閉じたりアクティブ化できるカスタマイズ機能も便利。さらに、タスクボタンのグループ化を解除したり、ライブサムネイル機能をOFFにすることもできる。
- 【著作権者】
- RaMMicHaeL 氏
- 【対応OS】
- Windows 7/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
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