REVIEW(10/01/18)
Thunderbirdでメールのやり取りをGmail風に一覧表示「GMail Conversation View」
引用文は折りたたみ表示、別タブでスレッド全体をツリー表示することも
「GMail Conversation View」は、メールのやり取りをGmail風にスレッドとして一覧表示できる「Thunderbird」用の拡張機能。「Thunderbird」v3.0以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7上の「Thunderbird」v3.0で動作を確認した。ライブラリサイト“Add-ons for Thunderbird”からダウンロードできる。なお、本拡張機能は実験的なアドオンとして公開されているため、インストールするにはWebページ上のインストールボタン左上にあるチェックボックスを ONにする必要がある。
Gmailではメールを開くと、その返信元メールや返信先メールが単一のスレッドとしてまとめて表示され、メールのやり取りが把握しやすくなっている。この機能を「Thunderbird」で再現した拡張機能が「GMail Conversation View」だ。
本拡張機能を利用するには、まずインストール後に本拡張機能専用の“View full conversation”ボタンをツールバーへ追加しよう。返信メールや返信がついたメールを選択してこのボタンを押せば、自動で関連するメールがGmail風に並べてスレッド表示される。
スレッド表示では、それぞれのメールを折りたたんだり広げたりすることが可能。また、返信メールにある引用文もGmail風に折りたたみ表示されており、“show quoted text”リンクをクリックして全文表示できる。
さらに、専用ボタンのプルダウンメニューからは、選択中のメールを含むスレッドのみを別タブで開くことも可能。特定のメールのやり取りだけを、インデントつきのスレッド表示で別タブに表示できる。
- 【著作権者】
- Jonathan Protzenko 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.2.1(09/12/23)