REVIEW(10/02/24)
Flickrの写真をスライド表示するスクリーンセーバー「Flickr .Net Screensaver」
タグやグループ、セットで絞り込み可能、縁取りのある絵はがき風の表示も
「Flickr .Net Screensaver」は、写真共有サイト“Flickr”上の写真をスライドショー表示できるスクリーンセーバー。Windowsに対応するフリーソフトで、マイクロソフトが運営するオープンソース開発支援サイト“CodePlex”のプロジェクトページからダウンロードできる。なお、動作には最低でも.NET Framework 2.0が必要で、さらに全機能を利用するには.NET Framework 3.0以降が必要。
本スクリーンセーバーは、“Flickr”へ保存した写真をランダムでスライドショー表示する。“Flickr”へ思い出の写真を溜め込んでいるといったユーザーにお勧め。また、“プライベート”に設定されている写真を閲覧するのでなければアカウントの認証作業を必要としないので、日頃“Flickr”を利用していないユーザーが閲覧目的で本スクリーンセーバーを利用することも可能。
スライドショー表示する写真は、スクリーンセーバーの設定画面の[Pictures]タブで指定する仕組みで、“Per User(ユーザーごと)”“Per Group(グループごと)”“Everyone”の3タイプから選択できる。タイプによってはセットやタグで表示する写真を絞り込むことも可能。たとえば、“Everyone”を選択して“cat”タグでフィルタリングすれば、“Flickr”へ投稿された猫の写真をスクリーンセーバーで表示できる。
写真の画質や表示時間といったスライドショーの表示設定は、[Options]タブで行う。ここでは写真の表示方法も指定可能で、通常表示のほか、好みの色で縁取りを施す“Postcard”や表示中に画像をゆっくりとランダムな方向へ動かす“Moving”といったエフェクトが用意されている。とくに“Postcard”は旅行やイベントの写真など、思い出のこもった写真を表示する際にぴったりだ。
スライドショーで気に入った写真を見つけたら、[Recent Photos]タブに表示される表示ログから“Flickr”の写真ページへWebブラウザーでアクセスすることも可能。気に入った写真へコメントをつけたり、写真をダウンロードすることができる。また、本スクリーンセーバーはマルチモニターにも対応している。編集部にて試用したところデュアルモニター環境では各モニターごとに異なる写真が表示された。
- 【著作権者】
- samjudson 氏
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- Release 4.2.1(09/02/15)