REVIEW(10/04/08)

Skypeで受信したチャットをモールス信号に変換して再生「Tonchaberry for Skype」

タスクトレイに常駐させておくだけでリアルタイムに変換してくれる

「Tonchaberry for Skype」v1.0.0.0「Tonchaberry for Skype」v1.0.0.0

 「Tonchaberry for Skype」は、「Skype」で受信したテキストチャットの内容をモールス信号に変換して音声で再生できるタスクトレイ常駐ソフト。Windows XP/Vista/7に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 3.5が必要。

 「Skype」のテキストチャットで受信したひらがな、カタカナ、アルファベット、数字、記号をモールス信号に変換して音声で再生する。漢字などの変換できない文字は長音に変換して再生される。このとき、受信したチャットの内容は通常と同様に「Skype」上に表示される仕組み。

 使い方は簡単で、タスクトレイに常駐させておくだけで、チャットの内容をモールス信号にリアルタイムで変換してくれる。モールス信号を学習したい場合はもちろん、友人とモールス信号の内容を当て合うクイズなどに利用しても面白そうだ。なお編集部にて試用したところ、複数人が参加したテキストチャットでの発言はモールス信号に変換されなかった。

 設定画面では、モールス信号を再生する速度や周波数、音量などを調節可能。また、チャットの内容を変換したモールス信号をリアルタイムで再生するのではなく、1通ずつ任意のタイミングで再生するように設定することもできる。

 なお本ソフトの初回利用時は、「Skype」との連携を行う設定が必要となる。設定方法については、同梱のReadmeファイルや作者のWebサイトに詳細が記載されているので、そちらを参照してほしい。

【著作権者】
Norio Komatsu ( 7N1MPI ) 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.0.0.0(10/03/26)

(加藤 達也)