REVIEW(10/07/27)

閲覧中のタブをビジュアルに切り替えできるGoogle Chrome用拡張機能「Tabs Plus」

タブの内容を全文検索して絞り込む機能も搭載

「Tabs Plus」v1.0「Tabs Plus」v1.0

設定画面設定画面

 「Tabs Plus」は、タブの内容をサムネイル表示して切り替え可能にする「Google Chrome」用の拡張機能。「Google Chrome」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7上の「Google Chrome」v5.0.375.99で動作を確認した。ライブラリサイト“Google Chrome 拡張機能ギャラリー”からダウンロードできる。

 本拡張機能を利用すれば、「Google Chrome」で閲覧中のタブの内容をポップアップウィンドウでサムネイル表示して、それを確認しながらタブを切り替えられる。本拡張機能の専用ボタンには、開いているタブとウィンドウの数が表示されるので、開いているウィンドウやタブのカウンターとしても役立つ。

 また、見た目だけではなく、機能的にも優れた点が多い。サムネイルはマウスによるドラッグ&ドロップで自由に並び替え可能で、並び順は実際のタブの表示順序にも反映される。複数のウィンドウを表示している場合にも対応しており、ウィンドウをまたいだタブの移動も簡単に行える。

 さらに、表示するタブを絞り込み表示する機能を搭載。ポップアップウィンドウ上にある検索ボックスにテキストを入力すると、それをもとにタブの内容を全文検索し、検索テキストを含むタブのみを一覧表示する。タブを多数開いている場合でも、目的のタブをすぐに探し出せる。

 加えて、絞り込み結果に対してさまざまな操作を行うことも可能。検索ボックスの下に用意されたコマンドボタンを利用すれば、絞り込んだタブのみを閉じたり新しいウィンドウへ移す、絞り込んだタブが隣り合わせになるように並び替えるといったことが簡単に行える。

 また、絞り込んだタブをすべてブックマークして、ブックマークフォルダへまとめるコマンドも利用可能。このコマンドを利用すると、フォルダ内のブックマークを一度に開ける“(フォルダ名)+”という名前のコマンドボタンが追加され、次回利用時に一度でタブを開けるのも便利。

【著作権者】
grothkopp 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0(10/03/17)

(柳 英俊)