REVIEW(10/08/10)
閲覧サイトのGoogle汚染度をサイレンで警告するジョークソフト「Google Alarm」
Webサイトが利用しているGoogleのサービスをリアルタイムに把握
「Google Alarm」は、閲覧中のWebページで使われているGoogleサービスを一覧表示する「Firefox」用の拡張機能。「Firefox」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP上の「Firefox」v3.6.8で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
先月27日、Yahoo! JapanがGoogleの検索エンジンおよび連動型広告システムを採用することを発表し、大きな話題となった。また、スマートフォンのプラットフォームでもGoogleのAndroidがAppleのiPhoneをシェアで上回るなど、Googleの躍進は止まらない。
もはやインターネットの世界は、Googleなしでは成り立たないともいえる状況にあり、Googleとは無縁そうに見えるWebサイトも、実はGoogleのサービスに依存しているといった例も少なくない。そこで「Google Alarm」を利用して、Googleのサービスがどれほど広まっているのか、改めて実感してみてはどうだろうか。
本拡張機能は、「Firefox」で閲覧中のWebページがGoogleのサービスを利用しているかどうかを、Googleが監視しているかどうかに置き換え、皮肉交じりに知らせてくれる。Googleのサービスを利用しているWebページでは、そのサービス名がページ右上に一覧表示されるとともに、警告のサイレンが大音量で鳴る。
また、本拡張機能の導入以降に訪れたWebページのGoogle利用率も併せて表示されるので、日頃閲覧しているWebサイトがどれだけGoogleに依存しているかわかるはずだ。ちなみに、本拡張機能の作者サイトを訪れてみると、案の定盛大にサイレンが鳴り響いた。
- 【著作権者】
- Jamie Wilkinson 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows XPで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.1