REVIEW(10/09/17)

付箋紙風のウィンドウからTwitterにこっそり投稿できる「CosoTw」

ユーザー名の入力補助機能や、閲覧中のURLを手軽に入力する機能を備える

「CosoTw」v1.0.4.0「CosoTw」v1.0.4.0

 「CosoTw」は、付箋紙風のウィンドウからTwitterにこっそり投稿できるソフト。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 3.5以降が必要。

 普段はタスクトレイに常駐し、[Shift]キーを押しながら右[Ctrl]キーを2回押すことで、水色の付箋紙風ウィンドウが表示される。このウィンドウに発言を入力し、[Shift]キーを押しながら[Enter]キーを押せば、入力した内容をTwitterへ投稿できる。

付箋紙ソフトに紛れ込ませてステルス性を向上(上が「CosoTw」、下が「Stickypaper」)付箋紙ソフトに紛れ込ませてステルス性を向上(上が「CosoTw」、下が「Stickypaper」)

 また、再度[Shift]キーを押しながら右[Ctrl]キーを2回押すことで、ウィンドウをすばやく非表示にできる。これはいわゆる“ボスが来た”機能だが、そもそも本ソフトは付箋紙ソフトにしか見えないため、「Stickypaper」などの付箋紙ソフトに紛れ込ませておくと表示したままでも見つかりにくいのがうれしい。

 ステルス性だけでなく、入力面での補助機能も充実している。たとえば、ウィンドウに“@”や“#”を入力すると、自分がフォローしているユーザーや、過去に入力したハッシュタグの一覧がポップアップ表示される。一覧からユーザーやハッシュタグを選択して[Enter]キーを押すだけで、ウィンドウにユーザー名などを入力可能。一覧はインクリメンタルサーチに対応しており、すばやく目的のユーザーやハッシュタグを絞り込める。

 さらに、Webブラウザーのアドレスバーなどを選択した状態でウィンドウを表示することで、閲覧中のWebページのURLを自動でウィンドウへ入力できる。入力したURLは、“bit.ly”を使って自動で短縮される仕組み。

 なお本ソフトは、タイムラインを閲覧する機能を備えておらず、あくまで投稿専用となっている。ただし、自分への返信やダイレクトメッセージを定期的に受信して、付箋紙風のウィンドウで表示する機能が用意されている。また、このウィンドウから返信したり、ダイレクトメッセージを返すことも可能。

【著作権者】
M-森下 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.4.0(10/09/12)

(加藤 達也)