REVIEW(10/09/30)
Windows 7の新機能“AeroSnap”“AeroShake”などを再現・拡張する「AquaSnap」
OS標準機能よりも便利な機能を多数搭載、古いOSだけでなくWindows 7にもお勧め
「AquaSnap」は、Windows 7の新機能“AeroSnap”“AeroShake”などを再現・拡張するタスクトレイ常駐型ソフト。Windows 2000/XP/Vista/7およびXP/Vista/7の64bit版に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
Windows 7には、マウスのドラッグ操作によるウィンドウのリサイズ・配置を補助する“AeroSnap”や、ウィンドウをマウスで小刻みに振って当該ウィンドウ以外をまとめて最小化する“AeroShake”といった便利なウィンドウ管理機能が搭載されている。Windows Vista以前のOSを利用しているユーザーの中には、これらの機能をうらやましく感じているユーザーも多いのではないだろうか。
そんなユーザーにお勧めしたいのが、「AquaSnap」だ。本ソフトを利用すれば、Windows Vista以前のOSでも、“AeroSnap”“AeroShake”を再現できる。“AeroSnap”を利用する際の効果をスキンでカスタマイズしたり、“AeroShake”を発動させるシェイク操作のしきい値を細かくカスタマイズできるなど、本家の機能より優れた部分も少なくない。
また、“AeroSnap”を強化した“AquaSnap”機能を備えており、Windows 7ユーザーにとっても有用だ。デスクトップ領域の右半分・左半分へウィンドウをスナップ配置するOS標準の機能だけでなく、縦に並べたり、上下左右に4つ並べるといった操作が可能。さらに、“AquaSnap”はデスクトップ領域の4辺4隅、それぞれのスナップ操作を個別にON/OFFするといったこともできるなど、カスタマイズ性にも優れる。
そのほか、ウィンドウをシェイクすることで当該ウィンドウを半透明化した上で最前面表示する“AquaShake”、ウィンドウの移動中に当該ウィンドウを半透明化して背後にあるウィンドウを見えるようにする“AquaGlass”といった独自機能を搭載。インストールが不要なポータブル版も用意されており、どのPCでも手軽に“AquaSnap”“AquaShake”“AquaGlass”を利用できるのもポイントだ。
- 【著作権者】
- Gregory Journe 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista/7/XP x64/Vista x64/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.4.0(10/09/21)