REVIEW(10/10/29)
常駐せずにデスクトップ上へメモを表示し続けられる付箋紙ソフト「SPD」
付箋の配置や内容をそのままデスクトップの壁紙に埋め込む
「SPD」は、付箋の内容を壁紙に埋め込める付箋紙ソフト。Windows XPに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7での動作も確認した。作者のWebサイトからダウンロードでき、動作には.NET Framework 2.0以降が必要。
起動するとタスクトレイに常駐し、タスクトレイアイコンをクリックすればデスクトップ上にシンプルな付箋を作成できる。特徴は、本ソフトを終了した際に、付箋の配置や内容をそのまま壁紙に埋め込んだ画像を作成し、その画像を壁紙として設定すること。
再度本ソフトを起動すれば、埋め込んだ付箋を編集したり、新たに付箋を作成することが可能。デスクトップ上に付箋を表示するソフトというよりも、壁紙に付箋を埋め込むソフトといった使用感だ。常にメモを表示しておきたいが、常駐ソフトを増やしたくないという人にオススメ。
付箋は、ボタンやメニューのない極めてシンプルなデザイン。また、付箋を壁紙に埋め込む際に、付箋の背景を非表示にしてテキストだけを埋め込むことも可能。付箋を編集する際の操作性もよく、マウスのドラッグで付箋の大きさや位置を変えたり、付箋の右クリックメニューから付箋の背景色やフォントを変更できる。
さらに、マウスホイールの回転で付箋の透明度を調節したり、[Ctrl]キーを押しながらマウスホイールを回転させることで、フォントサイズを変更可能。また、マウスカーソルを付箋の右上に近付けると、付箋を削除するためのボタンが表示される。
そのほか、デスクトップ上の付箋で覆った部分をキャプチャーして、そのまま付箋として表示するという機能も備える。Webサイトで見つけた情報などをメモとして残しておきたい場合などに役立つだろう。
- 【著作権者】
- あにす 氏、ぴう太 氏
- 【対応OS】
- Windows XP(編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.89