REVIEW(10/12/06)

指定ドメインでの実行を抑止できるChromeマウスジェスチャー「Smooth Gestures」

ショッピングサイトやWebアプリケーションでの誤操作を未然に防げる

「Smooth Gestures」v0.14.4.2「Smooth Gestures」v0.14.4.2

 「Smooth Gestures」は、「Google Chrome」にマウスジェスチャー機能を追加する拡張機能。「Google Chrome」に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vista上の「Google Chrome」v8.0.552.215で動作を確認した。ライブラリサイト“Google Chrome 拡張機能ギャラリー”からダウンロードできる。

 マウスジェスチャーは、今やWebブラウザーに欠かせない機能の1つと言っても過言ではないだろう。マウスカーソルをボタン上へ移動したり、サブメニューを展開するといった操作を省略できるため、マウスジェスチャーをうまく活用することで快適なWebブラウズが可能になる。

 しかし、ショッピングサイトやWebアプリケーションなどを利用している際に誤ってマウスジェスチャーを実行させてしまうと、場合によっては致命的なミスを招きかねない。そこでオススメするのが“ブラックリスト”機能を備える本拡張機能だ。

 あらかじめマウスジェスチャーを使用したくないWebサイトのドメインを“ブラックリスト”として登録しておけば、当該サイトを開いている場合のみ自動でマウスジェスチャーを無効にしてくれる。ドメインは複数指定できるため、頻繁に利用するショッピングサイトなどを登録しておくとよいだろう。

 マウスジェスチャーの設定画面には、「Google Chrome」の各種コマンドがジャンル別に一覧されており、左側には“戻る”“進む”などの機能名、右側には対応するジェスチャーの内容が実線で描かれている。一般的に利用頻度の高い機能にはあらかじめジェスチャーが割り当てられているが、もちろん好みのジェスチャーに変更したり、任意のジェスチャーとJavaScriptなどの独自コマンドを組み合わせて追加することも可能だ。

【著作権者】
scottfujan 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows Vistaで動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.14.4.2(10/09/16)

(久保 望)