REVIEW(11/01/28)
[Windows]キーを利用したホットキーを任意アクションに割り当て「WinHotKey」
システムで利用できるホットキーを本ソフトで一元管理
「WinHotKey」は、さまざまなアクションへ[Windows]キーを利用したホットキーを割り当てられるソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。現在、作者のWebサイトからダウンロードできる。
Windowsではもともと、デスクトップ上のショートカットファイルへホットキーを割り当てる機能を備えている。この機能を利用すれば、あらかじめ指定したキーコンビネーションで任意のアプリを起動するといったことが簡単に行える。
しかし、それぞれのショートカットファイルのプロパティを個別に編集しなければならず、作業も管理も面倒。また、ショートカットファイルがデスクトップ上になければならない、最低2種類以上の装飾キーを組み合わせねばならない、[Windows]キーを利用できないといった制限があるのが難点。そこでおすすめしたいのが、「WinHotKey」だ。
本ソフトは、任意のアクションへ[Windows]キーを利用したホットキーを割り当てられるタスクトレイ常駐型ソフト。割り当て可能なアクションは、アプリケーションの起動、ファイルのオープン、フォルダのオープン、テキストの入力、アクティブウィンドウの操作(最大化・最小化など)の5つ。
画面デザイン・操作性ともにオーソドックスな作りになっており、使い方も難しくない。初期状態で「電卓」を起動できる[Windows]+[C]キー、「Internet Explorer」を起動できる[Windows]+[I]キーが登録されているので、それを参考にホットキーを登録していこう。[Alt][Shift][Ctrl]キーといった装飾キーを組み合わせることも可能。ホットキーによるアプリ起動を、本ソフトで一元管理できるのがうれしい。
なお、リストのアイコンがWindowsのロゴマークになっているものは、OS標準のホットキーになっており削除できないが、Windows 7で新しく追加されたホットキーは登録されていないようなので注意。[Windows]+数字キーや、[Windows]+カーソルキーなどへアクションを割り当てるのは、競合の恐れがあるので避けた方がよいだろう。また、編集部にて試用したところ、テキストの入力は正常に動作しなかった。
- 【著作権者】
- Brian Mathis 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 0.70