REVIEW(11/04/11)
懐かしいMSXで使われていたフォントを再現した「MSX-WIDTH40J」「MSX-WIDTH32J」
粒子の粗いドットが“8bit感”を醸し出す
「MSX-WIDTH40J」「MSX-WIDTH32J」は、1980年代に発売されたパーソナルコンピューター“MSX”で使われていたフォントを再現した英字TrueTypeフォント。Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vistaで動作確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
“MSX”は、1983年にMicrosoftと当時のアスキーが策定したパーソナルコンピューターの規格で、家電メーカーなどがこぞって新機種を発売するなど、当時一世を風靡した。Microsoft製のBASICを搭載しており、自作のプログラムや雑誌などに掲載されたコードを打ち込んで、プログラミングを学んだ人も多いのではないだろうか。
本フォントはそんな“MSX”で使われていたフォントをWindows上で利用できるように再現したもので、粒子の粗いドットで構成されているのが特長。「MSX-WIDTH32J」は余白が大きく取られており、「MSX-WIDTH40J」は余白が狭いこと以外に大きな違いはない。80年代の“8bit感”を醸し出したい場合などに利用するとよいだろう。なお、“MSX”の[GRAPH]キーを利用して表示する“時”“分”“秒”といった文字は収録されていないので注意。
- 【著作権者】
- Gigamix
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows Vistaで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
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