REVIEW(11/06/01)

OS起動前にウイルススキャンできる「Microsoft Standalone System Sweeper Beta」

ブート用のCD/DVDやUSBメモリを作成してOSが起動していない状態でスキャン可能

「Microsoft Standalone System Sweeper Beta」v2.0.213.0「Microsoft Standalone System Sweeper Beta」v2.0.213.0

“mssstool32.exe”を実行すると開くウィザード“mssstool32.exe”を実行すると開くウィザード

 「Microsoft Standalone System Sweeper Beta」は、OSが起動する前にウイルス検索・除去ができるMicrosoft製のソフトのベータ版。Windows XP/Vista/7および同64bit版に対応しており、家庭内および小規模の商用利用のみ無償で利用可能。同社の運営するテスター向けのコミュニティサイト“Microsoft Connect”からダウンロードできる。

 利用するには、まずダウンロードした“mssstool32.exe”を実行すると開くウィザードから、ブート用のCD/DVDまたはUSBメモリを作成する必要がある。次に、作成したCD/DVDやUSBメモリからブートできる状態でPCを再起動すると本ソフトが起動し、PC本体のOSが起動していない状態でウイルスのスキャン・削除を実行可能。

 ウイルスのスキャン画面はGUIで操作可能で、通常の“Full scan”のほか、ウイルスが感染しやすいファイルだけをスキャンする“Quick scan”や、指定したドライブだけをスキャンする“Custum scan”もできる。また、最新のパターンファイルをダウンロードして利用することも可能。ウィンドウの閉じるボタンを押せば、本ソフトを終了してPCの起動画面へ戻ることができる。

【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/XP x64/Vista x64/7 x64
【ソフト種別】
フリーソフト(家庭内および小規模の商用利用のみ)
【バージョン】
2.0.213.0

(長谷川 正太郎)