REVIEW(11/06/29)

子供の落書きみたいな仮名フォント「福森亮太ふぉんと」

パーツ同士が離れすぎている文字や、パーツが欠損している文字もある

「福森亮太ふぉんと」「福森亮太ふぉんと」

 「福森亮太ふぉんと」は、文字の形が崩壊している仮名フォント。Windowsに対応するフリーのTrueTypeフォントで、編集部にてWindows XPで動作を確認した。ベクターのライブラリサイトからダウンロードでき、商用の場合は事前の連絡が必要。

 ひらがなと一部の記号を収録し、読めないほどに崩れた手書き文字が特長。いわゆる“下手字”とは異なり、文字の形をアーティスティックに崩壊させている。なかには、パーツ同士が離れすぎている文字や、パーツが欠損している文字もある。

 その様子は、文字を覚え始めたばかりの子供が必死に書いた手紙を連想させ、微笑ましい印象も受ける。アートな雰囲気を演出するのか、それとも子供の手書き文字を再現するのか、使い方次第で本ソフトの表情が変化するだろう。

 なお、本フォントの名称に含まれている“福”“森”“亮”“太”に限り、漢字も収録されている。

【著作権者】
福森 亮太 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows XPで動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(商用は要連絡)
【バージョン】
-(11/06/16)

(中井 浩晶)