REVIEW(11/12/01)
あちこちのWebサービスに散らばったファイルをひとまとめに集約「SocialFolders」
Facebook/YouTubeなど8サービスに対応。アップロードもドラッグ&ドロップで簡単
「SocialFolders」は、さまざまなWebサービスへ保存したメディアやドキュメントを、ひとつのフォルダへ集約・同期できるソフト。Windows XP/Vista/7などに対応するフリーソフトで、ほかにもMac OS X版が用意されている。本ソフトの公式サイト“socialfolders.me”からダウンロードできる。
本ソフトを利用すると、さまざまなWebサービスをローカルPC上の“my Social Folders”フォルダ以下のフォルダに紐付けて同期し、アップロード済みの画像・動画・ドキュメントをダウンロードしておくことが可能。各フォルダは紐付けられたWebサービスと同期しているので、ドラッグ&ドロップでファイルをアップロードしたり、Webサービス間でファイルをコピーできるのが便利。
Webサービスの紐付けなど、設定の多くは“socialfolders.me”で行う仕組み。本ソフトのインストール時に作成したアカウントで“socialfolders.me”へログインし、同期対象のWebサービスを“接続(connect)”していこう。なお、執筆時現在、接続に対応するWebサービスは以下の通り。
- ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)
Facebook - ファイル共有サービス
Box.net、Google ドキュメント - 写真共有サービス
Flickr、Picasa、Instagram、Photobucket - 動画共有サービス
YouTube
Webサービスを接続すると、自動で“my Social Folders”フォルダ以下に当該Webサービスのフォルダが作成される。しばらく経つと、このフォルダの中へ当該Webサービスへアップロード済みのファイルがダウンロードされる。フォルダはWebサービスと同期されており、フォルダへファイルを保存してWebサービスへアップロードすることも可能だ。
たとえばFacebookの場合、“my Social Folders”フォルダ以下に“Facebook”フォルダが作成され、Facebookへアップロード済みの写真がアルバムごとにフォルダ分けされた上でダウンロードされる。ビデオのダウンロードは、現時点では行われないようだ。
この“Facebook”フォルダ直下へ写真をコピーすると、自動的にFacebookへアップロードされ、“SocialFolders Photos”アルバムへ分類される。しばらくすると、FacebookとローカルPCが同期され、コピーした写真は“SocialFolders Photos”サブフォルダへ自動的に移動される。
なお、本ソフトはベータ版として公開されているので注意。Webサービスによって若干対応する機能に差異があるので、利用する前に確認しておきたい。また、現時点ではプライバシーコントロールに未対応なので、アップロードしたファイルは原則すべて公開されてしまう点には留意したい。
そのほか、本ソフトは友人を招待・登録して、その友人が共有したファイルをローカルPCに自動でダウンロードする機能を備える。また、将来的にはWebサービスへの接続やファイルのアップロード・ダウンロードといった活動履歴を一覧表示する機能の追加が予定されているようだ。
- 【著作権者】
- Social Folders
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.2(11/10/13)