REVIEW(12/01/31)
設定方法と使い勝手のシンプルさが魅力のメニュー型ランチャー「Quick Pop Menu」
指定されたフォルダにショートカットファイルを置くだけ。サブメニューにも対応
「Quick Pop Menu」は、設定方法と使い勝手のシンプルさが魅力のメニュー型ランチャー。64bit版を含むWindows 2000以降に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトは、任意のマウスボタンまたはキーの押し下げで、登録済みのプログラムを呼び出すためのメニューを表示できるランチャー。初期設定では[Ctrl]キーとホイールクリックの組み合わせでメニューを呼び出せる。もちろん、ボタンおよびキーの組み合わせをカスタマイズすることも可能。また、タスクトレイアイコンのダブルクリックでも、ランチャーメニューを呼び出せる。
アプリケーションをメニューへ登録するには、指定されたフォルダ(“shortcuts”フォルダ)へアプリケーションのショートカットファイルを配置するだけでよい。ファイルやWebページのショートカットファイルを登録することも可能。当該フォルダにサブフォルダを作成すれば、ランチャーとなるメニューにサブメニューを追加することもできる。
ランチャーメニューに登録されるファイルは、初期設定の場合、拡張子が“.lnk(ファイルへのショートカット)”または“.url(Webページへのリンク)”のものに限られるが、ユーザー自身で拡張子を追加登録することも可能。たとえば“.txt”を追加して、“shortcuts”フォルダ以下に保存したテキストメモを本ソフトで手軽に開くといった使い方もできる。
そのほか、メニューのアイコンを大きくする機能を搭載。標準設定では小さすぎると感じられる場合は試してみよう。また、ポータブル版も用意されており、USBメモリに入れて持ち運べるのもうれしい。
- 【著作権者】
- マイケル宇野 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000以降(64bit版を含む)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.2.5