REVIEW(12/07/25)

オフィス文書からFlashスライドショーを作成「そのままFLASHスライドショー」

仮想プリンターとして動作、簡単操作でSWF形式のスライドショーとHTMLを出力

「そのままFLASHスライドショー」v1.1「そのままFLASHスライドショー」v1.1

 「そのままFLASHスライドショー」は、仮想プリンターとして動作し、オフィス文書やPDFファイルからスライドショーを作成できるソフト。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、ベクターのライブラリページからダウンロードできる。

 ExcelやWord、PowerPointなどのオフィス文書のほか、PDFファイルなどの内容を、普段印刷を行うのと同様の操作でSWF形式のスライドショーへと変換できる。SWF形式のスライドショーと共に、そのファイルを表示するためのHTMLファイルも同時に出力することが可能。PowerPointで作成したプレゼンテーション用のファイルを、PowerPointのない環境でも手軽に閲覧してもらいたいときなどに役立ちそうだ。

 本ソフトをインストールした状態で各ソフトから印刷を行い、プリンターとして「そのままFLASHスライドショー」を選択することで、本ソフト独自の設定画面が開く。この設定画面では、作成したスライドショーで自動ページ送りを可能にするかどうかや、ページ送りの際のアニメーションなどを設定可能。

 ページ送りの際のアニメーションは、フェードイン・アウト、カットイン・アウト、左右および上からのスライド、ニュースフラッシュ、クリップ、水平方向ズーム、垂直方向ズームという全9種類が用意されている。加えて作成するスライドショーへ、再生・一時停止ボタンなどを付加する機能も備える。

【著作権者】
(株)マグノリア
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.1

(加藤 達也)