REVIEW(12/11/19)
チャームでクリップボードとデータのやり取りができるストアアプリ「Clipboard」
デスクトップとストアアプリの間のデータ受け渡しに便利
「Clipboard」は、クリップボードとデータのやり取りができるWindows ストアアプリ。Windows 8/RTに対応するフリーソフトで、「ストア」アプリ(Windows ストア)からダウンロード可能。オープンソースで開発されており、ソースコードは“CodePlex”のプロジェクトサイトから入手できる。
本アプリを利用すると、クリップボードに格納されたデータをストアアプリへ渡すことが可能。データの受け渡しには“共有”コントラクトが利用されており、アプリを起動してチャームの[共有]ボタンを押すというWindows 8/RTお馴染みの操作で、クリップボード内のデータをほかのストアアプリで利用できる。[共有]チャームはメイン画面にある[Share]ボタンで呼び出すことも可能。
また、逆にストアアプリからURLやファイルといったデータをクリップボードへコピーすることもできる。その場合は、[共有]チャームから「Clipboard」アプリを呼び出せばよい。
デスクトップとストアアプリの間のデータ受け渡しに便利。たとえば、「ピクチャ」アプリで写真ファイルをコピーしてデスクトップへ貼り付けたり、エクスプローラーでコピーした画像ファイルを「メール」アプリに添付して送信するといったことが簡単に行える。また、ストアアプリで共有されたデータをほかのアプリで利用するのではなく、単にテキストとして貼り付けたいといった場合にも利用できる。
ただし、現在のところ複数ファイルのコピー・貼り付けには対応していないので注意。
- 【著作権者】
- Justin Chase 氏、Tao of Leo 氏
- 【対応OS】
- Windows 8/RT(x86, x64, ARM)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0(12/08/05)