REVIEW(12/11/28)
テンキーで直感的に移動できるウィンドウ配置支援ソフト「Window Manager」
グリッドをなぞるようにしてウィンドウのサイズや場所を指定するユニークな機能も
「Window Manager」は、ホットキーでアクティブウィンドウをさまざまな場所へ移動できるウィンドウ配置支援ソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。Microsoftが運営するオープンソース開発支援サイト“CodePlex”のプロジェクトページからダウンロードできる。
[Windows]キーとテンキーの組み合わせで、アクティブウィンドウをデスクトップ上のさまざまな場所へ移動できる。テンキーの[5]をデスクトップの中心とし、[1]は左下、[9]は右上となっているため、テンキーの配置と9分割されたデスクトップ上の位置関係が直感的で操作しやすい。
さらに、マウスでデスクトップ上をなぞるようにしてウィンドウを移動できる機能がユニーク。[Alt]+スペースキーを押すと、デスクトップ上にグリッド線が表示されるので、マウスを左クリックしたままなぞるように動かしてみよう。このグリッド線は縮小したデスクトップを表しており、マウスでなぞった通りにアクティブウィンドウのサイズや位置が反映される仕組みだ。テンキーによる移動と違い、サイズや場所を好みに指定できるので、用途に応じて2つの機能を使い分けるとよいだろう。
これ以外にも便利なウィンドウ配置支援機能を備えている。たとえば、[Alt]+[5]キーでフルスクリーン、[Windows]+[0]キーでサブモニターへの移動、[Alt]+[0]キーで常に最前面表示など。
ホットキーの組み合わせは自由にカスタマイズできるため、好みに応じて[Ctrl]や[Shift]キーを追加させることも可能。また、ホットキーのカスタマイズ内容は、名前をつけて複数保存することもできる。
- 【著作権者】
- Meziantou 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作を確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0(12/11/04)