レビュー
ストアアプリをウィンドウで開ける多機能スタートメニュー追加ソフト「RetroUI Pro」
スタートメニューと連動する独自のランチャー機能も
(2013/2/22 10:33)
「RetroUI Pro」は、Windows 8のタスクバーに独自の機能を備えたスタートメニューを追加できるソフト。Windows 8および同64bit版に対応するシェアウェアで、試用期間は7日間。作者のWebサイトからダウンロードでき、価格は1年間のマイナーアップデート権が4.95米ドルなどとなっている。
もっとも特徴的な機能は、Windows ストアアプリをウィンドウとして開けること。また、本ソフトを利用するとスタート画面を表示している状態でも、画面下部へタスクバーが表示されるようになり、スタート画面から直接デスクトップ上で起動しているソフトへ切り替えることができる。
スタートメニュー上には、Windows ストアアプリを含むソフトのショートカットやWindowsの“ライブラリ”内の各フォルダなどのほか、Windows 8の検索機能やチャーム、スタート画面などを呼び出すボタンも用意されている。また、ソフトのアイコンは独自の“ピン”で留めることにより、スタートメニューを開いたとき最初に表示されるリストに追加可能。さらに、スタートボタンの右側へ追加されるボタンを押すと展開するランチャー“タブレット ビュー”にも“ピン”で留めたソフトが表示される仕組み。
タスクトレイアイコンのメニューなどから表示できる“RetroUI Configuration”ダイアログからは、Windows起動時やロック画面からの復帰時にスタート画面ではなくデスクトップを表示するようにしたり、[Windows]キーで本ソフトのスタートメニューを表示するように変更することが可能。また、スタートメニューのデザインをWindows 7風のものから、Windows 8にマッチするデザインに変更したり、メニューに表示する項目をカスタマイズできる。さらに、スタートボタンのデザインを3種類から選択することも可能。
なお、本ソフトの標準のユーザーインターフェイスは英語だが、“RetroUI Configuration”ダイアログを開き、言語画面で“日本語”を選択することで日本語化が可能。また、インストール直後にスタートボタンが表示されない場合は、タスクバーの右クリックメニューの[ツール バー]サブメニューから[RetroUI Start Button]項目をONにすればよい。
ソフトウェア情報
- 「RetroUI Pro」
- 【著作権者】
- Thinix
- 【対応OS】
- Windows 8/8 x64
- 【ソフト種別】
- シェアウェア 4.95米ドル(1年間のマイナーアップデート権)など
- 【バージョン】
- 3.0.2