レビュー
システムメニューにウィンドウを操作できる機能を追加する「SmartSystemMenu」
ウィンドウの位置・サイズ変更やタスクトレイへの格納などが可能に
(2014/3/25 17:20)
「SmartSystemMenu」は、システムメニューへウィンドウの表示に関する機能を付け加えるフリーソフト。64bit版を含むWindowx XP以降に対応し、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 4が必要だ。
「SmartSystemMenu」はEXEファイルを実行しても一見ソフトが起動しているように見えないが、起動中はタスクトレイにアイコンが表示される。この状態で操作したいウィンドウのタイトルバーを右クリックすると、指定したウィンドウのサイズや透明度の変更、最前面表示などを行えるメニューがシステムメニューに追加されて現れる。
ウィンドウの大きさや位置に関しては、既定、またはユーザーが入力したサイズへウィンドウの大きさを変化させる“Resize”、上・中・下段、左・中央・右の組み合わせによる9通りの既定の位置や、ユーザーが入力した位置へウィンドウを移動させられる“Alignment”などの操作項目がある。
この他、指定したウィンドウをデスクトップの最前面に表示させる“Always On Top”、指定したウィンドウを既定、またはユーザーが入力した透明度で半透明表示できる“Transparency”、指定したウィンドウをタスクトレイに収める形で最小化させる“System Tray”などの操作が可能だ。
編集部で試した際には、ウィンドウの性質によっては状態を変化させられないものもあったが、常に手前に表示しておきたいウィンドウがある時など、便利に利用できるだろう。
ソフトウェア情報
- 「SmartSystemMenu」
- 【著作権者】
- AlexanderPro 氏
- 【対応OS】
- Windows XP以降(64bit版を含む)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0.38 Beta(13/12/11)