レビュー

選択範囲のテキストを直接TXT形式で保存できるFirefox拡張「Save Text To File」

保存した日時や保存元アドレスの追加も自動で可能

「Save Text To File」v2.3

 「Save Text To File」は、「Firefox」の右クリックメニューを拡張し、指定されている範囲の文章をTXT形式で保存できる拡張機能。「Firefox」v19.0以降に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1上の「Firefox」v29.0.1で動作を確認した。ライブラリサイト“Add-ons for Firefox”からダウンロードできる。

 「Save Text To File」を有効にすると、右クリックメニューに“テキストをファイルに保存”という項目が加わる。Firefoxでブラウズ中、保存したい文字列を選択して“テキストをファイルに保存”を選ぶとファイルの保存先や形式などを一括して設定するポップアップが現れる。ポップアップ内の“ファイルのパス”入力欄で指定したフォルダへテキストが保存される仕組み。

右クリックメニューに項目が増える
ファイル保存時のポップアップ。“設定を確認”のチェックを外すとこの画面をスキップできるようになるが、同名のファイルがある場合自動で上書きされるためファイル名には注意が必要だ

 生成されるファイルの名前には、対象となるWebサイトのページ名を使用したり保存時刻を含めることが可能。また、ファイル内には保存時刻や保存元のWebアドレスなどをファイル内に追加できる。新規にファイルを作らず既存のファイルに内容を付け加えたいときにはポップアップ内の“保存モード”プルダウンリストから“Append”を選択しよう。

 Webサイトを閲覧していて気になった文章をメモしておきたいと思った時、エディタやワープロソフトを開いたりクラウドサービスで共有する必要がないようなものを気軽に保存しておくのに便利な拡張機能だ。

ソフトウェア情報

「Save Text To File」
【著作権者】
Robert Byrne 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
2.3(14/05/29)

(市川 祐吉)