レビュー

Markdownドキュメントを扱えるWindows ストアアプリ「Markdown Editor」

“GFM”をサポート。“Gist”へのアップロードやスライドの作成・再生も可能

「Markdown Editor」v1.0.1.3

 「Markdown Editor」は、リアルタイムプレビュー機能を備えたMarkdownエディター。x86/x64/ARM環境に対応するWindows ストアアプリで、“Windows ストア”から無償でダウンロードできる。

 本アプリを利用すると、出力されるHTMLファイルを画面右側のブラウザーでプレビューしながら、画面左側のエディター画面でMarkdown記法のテキストを編集することが可能。基本的なMarkdown記法に加え“GitHub”で利用されている拡張記法“GitHub Flavored Markdown(GFM)”をサポートするほか、複数のドキュメントをアプリバーで切り替える機能や、閉じ括弧の自動補完など簡易的な入力支援機能を備える。

 また、編集したテキストを“Gist”へアップロードする機能やスライドを作成・再生する簡易的なプレゼンテーション機能を搭載するのもユニーク。Markdownドキュメントに“br”タグを挿入するとそこでスライドのページが区切られるようで、“data-effect”属性でページの切り替えエフェクトを指定することもできる。

アプリバーからスライドの再生が可能

 Windows ストアアプリのMarkdownエディターには時折みられる、日本語入力周りの不具合もなく、現状、もっともクオリティの高いMarkdownエディターと言えるのではないだろうか。Windows ストアアプリのMarkdownエディターを探しているユーザーにはぜひお勧めしたい。

日本語入力も問題なし
画面の端へスナップして他のアプリケーションを使いながらメモを取ることも

ソフトウェア情報

「Markdown Editor」
【著作権者】
Poppen's Lab.
【対応OS】
Windows 8.1(x86, x64, ARM)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.1.3

(樽井 秀人)