レビュー
閲覧回数や日時が取得できる複数ブラウザー対応履歴ビューワー「BrowsingHistoryView」
「Internet Explorer」「Firefox」「Google Chrome」「Safari」「SeaMonkey」に対応
(2014/11/7 11:00)
「BrowsingHistoryView」は、マルチブラウザー対応の閲覧履歴ビューワー。64bit版を含むWindows 2000からWindows 8までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトを利用すると、ローカルに保存されているWebブラウザーの履歴データを読み込み、閲覧履歴を一覧表示することが可能。「Internet Explorer」「Firefox」「Google Chrome(Canary版を含む)」「Safari」「SeaMonkey」に対応しており、複数指定したWebブラウザーの閲覧履歴をまとめて取得できるのが便利だ。
利用するには、まず[Advanced Options]ダイアログで過去何日分の履歴を取得するかや、履歴取得の対象とするWebブラウザーなどを指定する。初期状態ではすべてのOSユーザーから自動で履歴データを取得するようになっているが、現在のユーザーのみに限定したり、手動で履歴データの保存場所を指定して取得することも可能。なお、[Advanced Options]ダイアログは起動時に自動で現れるが、ツールバー左端にある[Advanced Options]ボタンを押して再度アクセスすることもできる。
オプションを指定すると、メイン画面にURL・タイトル・訪問日時・訪問回数・訪問元・ユーザープロファイル名といった閲覧履歴情報が表示される。このデータはCSV/TSV/HTML/XML形式でエクスポートが可能。他のツールで閲覧状況を分析するのに活用できるだろう。
なお、「Internet Explorer」では訪問回数のデータが実際よりも多くなる場合があるので注意。これは履歴データそのものの問題で、本ソフトの問題ではない。
ソフトウェア情報
- 「BrowsingHistoryView」
- 【著作権者】
- Nir Sofer 氏
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows 2000から8まで(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.55