レビュー
重要度・緊急度を図上に表示するToDoアプリ「ToDo Wayboard」
“Google カレンダー”のToDoとタスクの同期も可能
(2015/2/12 18:56)
「ToDo Wayboard」は、ToDoの緊急度・重要度を図にすることで把握しやすくしたToDoアプリ。x86/x64/ARM環境に対応するWindows ストアアプリで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。“Windows ストア”から無償でダウンロードできる。
本アプリは新規にToDoを登録する際にToDoの内容やカテゴリーのほか、重要度と緊急度を入力する仕組み。重要度と緊急度はメイン画面上のスライダーで数値を上下させられる。メイン画面では重要度や緊急度のほか、重要度と緊急度の合計に応じてToDoを並べかえ可能。
重要度と緊急度をもとに、“ToDo マップ”という図を生成できるのが本ソフトの特長。メイン画面から[ToDo マップ ビュー]ボタンを押すと、重要度を縦軸、緊急度を横軸として、4つの象限に分割された図の上にToDoが並べられた図を表示可能。図の中でより右上のToDoほど、より重要で緊急度が高いToDoということになるので、ToDoを処理すべき順番を視覚的に把握しやすい。
この“ToDo マップ”からToDoの重要度・緊急度を変更することも可能。図上のToDoを任意の座標へドラッグ&ドロップするだけで、座標に応じた重要度・緊急度が割り振られる。また、“ToDo マップ”から新規にToDoを登録することも可能。
ToDoは、登録してある全てをまとめて表示するか、“ビジネス”や“プライベート”といったカテゴリー単位で表示させるかを選択可能。また、新たなカテゴリーを追加することも簡単に行える。
さらに、本アプリは“Google カレンダー”のToDoリストと同期することができる。同期機能を利用しようとするとアイテムの購入を求められるが、本記事執筆時点で本アプリは試用版という扱いのようで、無償で同期を行うことができた。同期を行うと、自動的にカテゴリーへ“Google カレンダー”側のToDoリストが追加される。
そのほか、本ソフトは“ToDo マップ”を[キャプチャ]ボタンでPNG形式の画像ファイルとして出力可能。また、ToDoの一覧を下部アプリバー内の[CSV]ボタンでCSV形式のファイルとしてエクスポートできる。
なお、本ソフトは広告が表示されるが、メイン画面内の“広告を消したい”というリンクをクリックするとFacebookへの投稿を促される。ここで投稿をおこなうと、1カ月は広告が表示されない仕組み。
ソフトウェア情報
- 「ToDo Wayboard」
- 【著作権者】
- kubs product committee
- 【対応OS】
- Windows(x86, x64, ARM、編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(広告あり)
- 【バージョン】
- 2.1.5.51