レビュー

プロ生ちゃんと東北ずん子がデスクトップを占拠する「ウィンドウ・アスレチック」

テーマ機能に対応したWindows/Linux対応のデスクトップマスコットソフト

「ウィンドウ・アスレチック」v0.0.7
“プロ生ちゃん”と“東北ずん子”のテーマを同梱

 「ウィンドウ・アスレチック」は、テーマ機能に対応したデスクトップマスコットソフト。Windows/Linuxに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本ソフトを利用すると、好みのキャラクターをデスクトップやウィンドウの上を動かすことが可能。アプリケーションフレームワーク“Qt”で開発されておりクロスプラットフォームで動作する点やオープンソースである点、テーマ機能を備えており、自由に切り替えられる点などが特徴だ。

 マスコットの動作設定は、設定ダイアログで変更する。タスクトレイアイコンの右クリックメニューからアクセス可能で、テーマの変更のほか、表示するマスコットの数などがカスタマイズできる。

 本ソフトには、標準で“プロ生ちゃん”と“東北ずん子”のテーマが同梱されている。

 “プロ生ちゃん(暮井 慧)”は“窓の杜”の特集ですっかりお馴染の、プログラミングと運動が大好きな女子高生キャラクターだ。「ウィンドウ・アスレチック」ではデスクトップの上から次々と飛び降りてきて、ウィンドウのタイトルバー上を走り回る。ときどき転倒して頭を抱えているのがかわいい。元気いっぱいの“プロ生ちゃん”を見ていると心が和むという人も多いのではないだろうか。

 一方、“東北ずん子”は仙台名物“ずんだ餅”を作るのが趣味という弓道少女。“VOICEROID”としても活躍しているので、そちらで馴染みのあるユーザーも少なくないだろう。「ウィンドウ・アスレチック」のテーマでは、主役は“東北ずん子”というより、どちらかというと“ずんだ餅”のようだ。表示するマスコットの数を増やすとウィンドウ上に手作り感あふれる“ずんだ餅”が溜まっていく。デスクトップの“ずんだ餅”が口々に『ずんだもち!』『おいしいよ!』としゃべるのがシュール。

デスクトップを元気に飛び回り、ウィンドウの上を走り回る“プロ生ちゃん”
手作り感あふれる“ずんだ餅”をたくさんウィンドウに並べられる“東北ずん子”のテーマ

 なお、本ソフトのテーマは画像を用意してスクリプトを記述することで自作することが可能。お気に入りのキャラクターのテーマを作ってみるのも一興だろう。

ソフトウェア情報

「ウィンドウ・アスレチック」
【著作権者】
Satofumi Kamimura 氏
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 8.1で動作確認、Linux対応)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.0.7(14/11/28)

(樽井 秀人)