レビュー
シンプルながら洗練されたデザインの付箋紙ソフト「Kaku」
ダブルクリックで付箋のタイル化が可能
(2015/3/3 11:00)
「Kaku」は洗練されたデザインをもつシンプルな付箋紙ソフト。64bitのWindows 7に対応するフリーソフトで、編集部にて64bitのWindows 8.1で動作を確認した。なお、動作には.NET Framework 4が必要。
本ソフトは、内容をジャンル分けしたアイコンの小さなタイルに、付箋を変形させられるのが特長。付箋の上部にはアイコンが表示されており、周辺の余白をダブルクリックすると付箋がタイル状に変形する。付箋が開いている際にアイコンをクリックすると、アイコンの柄や付箋の色をそれぞれ9種類の選択肢から選べるので、タイル化した後で付箋の内容を思い出しやすいアイコンに設定するとよいだろう。タイル化した付箋はダブルクリックすることで元の大きさに戻すことが可能。
また、本ソフトではメニューが排され、付箋上の特定の位置にマウスカーソルを移動させることでソフトを操作できるようになっている。付箋の左上端にマウスカーソルを寄せると、付箋の追加ボタンや、付箋を画面の最前面に表示させるボタンが現れる。付箋の右上端にマウスカーソルを寄せると、付箋がめくれてクリックで削除可能。
設定画面からは、付箋やタイルがグリッドの上を移動しているかのように指定ピクセルずつ移動させるためのオプションが設定可能。付箋の大きさや、付箋を移動する際の間隔を揃えて綺麗に並べられる。さらに、付箋の透明度を変更することもでき、“Alpha”値を調整することで透明度が変化する。なお、ここで設定した値はいずれも全ての付箋に一律で適用される。
そのほか、右クリックメニューから1つの付箋の内容をまとめてコピーする“クリップボードへ送る”と、クリップボード内のテキストを新しい付箋にする“クリップボードから取得”機能を利用可能。選択したテキストのコピーやペーストなどは、[Ctrl]+[C]キーといったショートカットキーによって使用できる。
ソフトウェア情報
- 「Kaku」
- 【著作権者】
- utututizu / Jo. 氏
- 【対応OS】
- 64bit版のWindows 7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0(15/02/14)