レビュー
Windowsのエラーメッセージを再現するジョークソフト「Windows Error Message Creator」
フォーマットダイアログを表示したり“ブルースクリーン(BSOD)”を再現する機能も
(2015/6/23 06:00)
「Windows Error Message Creator(WEMC)」は、Windowsのエラーメッセージを再現するジョークソフト。Windows 7/8に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。
本ソフトを利用すると、Windowsのメッセージダイアログを簡単に再現することが可能。家族や友人のパソコンへこっそり仕込んで驚かせるためのジョークツールで実用性は皆無だが、面白おかしいエラーダイアログを自作してスクリーンショットを撮りたいといった場合には役に立つかもしれない。
メイン画面はスタンダードなメッセージボックス(ダイアログ)を作成するエリアとカスタムメッセージボックスを作成するエリアに分かれており、どちらかのエリアに必要な項目を入力して[Create]ボタンを押すと、メイン画面の代わりにメッセージボックスが現れる。メイン画面へ戻るには、メッセージボックスにあるいずれかのボタンを押せばよい。
スタンダードなメッセージボックスとは、通常、ファイルの上書き保存確認などに使われるアイコン付きのダイアログだ。本ソフトではウィンドウタイトルとメッセージのタイトル、本文の3つのテキストが指定できるほか、プルダウンメニューを操作することでアイコンとボタンの組み合わせをカスタマイズすることができる。
一方、カスタムメッセージボックスではさらに高度なカスタマイズが可能。たとえば手持ちの画像をダイアログボックスに表示するアイコンとして利用したり、ボタンのラベルを[はい][いいえ]や[OK][キャンセル]以外の組み合わせへ変更するといったことが行える。
そのほかにも、本ソフトには偽のディスクのフォーマットダイアログを表示したり、“死のブルースクリーン(BSOD)”画面を再現する機能なども搭載されている。BSOD画面は好みのエラーコードを指定することが可能で、[Enter]キーを押すまであの青いエラー画面がデスクトップの最前面に表示される。
ソフトウェア情報
- 「Windows Error Message Creator」
- 【著作権者】
- Christopher Urquhart 氏
- 【対応OS】
- Windows 7/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.36.25(15/06/10)