レビュー

「Office」のリボンを「Office 2003」風のメニューバーにできるツール

リボンの中にアイコン中心のユーザーインターフェイスが現れる

「クラシックスタイルメニュー for Office 2016」v1.08

 「クラシックスタイルメニュー for Office 2016」は、「Microsoft Office(以下、「Office」)」2007以降の「Excel」「Word」「PowerPoint」のリボンUIに、「Office」2003風のメニューやツールバーを表示することができるアドイン。Windows 10に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1上の「Office」2016での動作を確認した。

[Classic Menu]以外のタブを消すと昔ながらの「Office」に近い外見になる

 「Office」2007以降導入された“リボン”だが、人によっては2007より前の「Office」で採用されていたメニューとツールバーでの操作に馴染んでいる場合もあるだろう。本アドインを導入すると、“リボン”の[Classic Menu]タブの中に、昔ながらのメニューやツールバーを再現したユーザーインターフェイスが表示されるようになる。[Classic Menu]以外のタブを消してしまえば、「Office」2003に近い外見を実現可能だ。

 本アドインではインストーラーを用いず、指定されたフォルダーへアドインのファイルをコピー後、「Excel」「Word」「PowerPoint」から認識させることでそれぞれ利用可能になる。この際、[Classic Menu]タブを“リボン”の左右どちらの端に表示させたいかによって異なるファイルをコピーする必要がある。そのほか、VBAマクロを利用していないため、VBAマクロを利用できない環境でも用いることができるとのこと。

ソフトウェア情報

「クラシックスタイルメニュー for Office 2016」
【著作権者】
きぬあさ 氏
【対応OS】
Windows 10
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.08

(市川 祐吉)