レビュー
タスクバーの挙動をカスタマイズして使い勝手を改善できる「7+ Taskbar Tweaker」
ユーザーインターフェイスも日本語化。OS標準では実現できない便利な機能も
(2016/2/17 05:05)
「7+ Taskbar Tweaker」は、タスクバーの挙動をカスタマイズし、利便性を向上させることができるユーティリティ。Windows 7/8/8.1/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトは、Windows 7専用のタスクバーカスタマイズツール「7 Taskbar Tweaker」の後継版。Windows 8以降のOSがサポートされたほか、ユーザーインターフェイスも日本語化されており、機能・使い勝手ともに大きく改善されている。
メイン画面は“タスクバー項目”、“グループ化及び結合”、“その他のタスクバーオプション”という3つの領域から成っている。
“タスクバー項目”では、主にタスクボタンの挙動をカスタマイズすることが可能。たとえば、右クリックしたときの動作、ホイールクリックしたときの動作、ファイルなどをドラッグ&ドロップした時の動作、マウスカーソルを移動させたときの動作などを変更することができる。また、ライブサムネイルをドラッグで入れ替えたり、左クリックで最小化するように変更することも可能。
“グループ化及び結合”では、同じアプリケーションのタスクボタンをひとまとめにする機能を制御することができる。たとえば、マウスオーバーで結合を動的に解除するといった、Windows標準のカスタマイズ機能では提供されていない動作も実現可能だ。チェックボックスをON/OFFするとすぐさま設定が反映されるので、好みの挙動が見つかるまでいろいろ試してみるとよいだろう。
最後の“その他のタスクバーオプション”では、主にタスクバー上でマウスホイールを回転させた場合の動作をカスタマイズすることが可能。ホイールの回転でタスクを切り替えたり、音量を調節できるのはなかなか便利だ。そのほかにも、タスクトレイの時計に秒まで表示する機能や、タスクバーに空白領域を設けてホイール操作を行いやすくする機能、タスクバーの状態を調査できる“Taskbar Inspector”機能などが搭載されている。
ソフトウェア情報
- 「7+ Taskbar Tweaker」
- 【著作権者】
- RaMMicHaeL 氏
- 【対応OS】
- Windows 7/8/8.1/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 5.1(15/12/04)