レビュー

外部からアクセスされているファイルをリストアップ「NetworkOpenedFiles」

共有ファイルの利用状況をチェックしたり、不審なアクセスを検出するのに役立つ

「NetworkOpenedFiles」v1.00
プロパティ画面

 「NetworkOpenedFiles」は、外部からアクセスされているファイルを一覧表示できるソフト。Windows Serverを含むWindows XPからWindows 10までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本ソフトを利用すると、現在ネットワーク上の他のPCによって開かれているファイルをすべてリストアップすることが可能。共有ファイルの利用状況をチェックしたり、共有設定ミスによる想定外のアクセスや不審なアクセスを検出するのに役立つだろう。

 本ソフトで取得できるのは、ファイル名、ユーザー名、コンピューター名、アクセス権限(作成・読み取り・書き込み)、ロックの有無、ファイル所有者、ファイルのサイズ、ファイルの属性といった情報で、これらはメイン画面のリストビューへファイルやフォルダーごとに一覧表示される。アイテムをダブルクリックすれば、プロパティ画面でこれらの情報をまとめてチェックすることも可能だ。

 そのほかにも、選択したアイテムの情報をクリップボードへコピーしたり、取得した情報をファイルへエクスポートする機能をなど搭載。インストール不要で利用できるポータブルアプリになっているので、USBメモリなどに入れて持ち運べば役に立つこともあるだろう。

ソフトウェア情報

「NetworkOpenedFiles」
【著作権者】
Nir Sofer 氏
【対応OS】
64bit版を含むWindows XPから10およびWindows Server
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
1.00(16/02/01)

(樽井 秀人)