REVIEW(10/09/07)
「Google Chrome」を3ペイン型の2ちゃんねる専用ブラウザーにできる「read.crx」
「Google Chrome」で開いた2ちゃんねるのスレッドを「read.crx」で開き直せる
「read.crx」は、「Google Chrome」を3ペイン型の“2ちゃんねる”専用ブラウザーにできる拡張機能。編集部にてWindows 7上の「Google Chrome」v6.0.472.53で動作を確認した。ライブラリサイト“Google Chrome 拡張機能ギャラリー”からダウンロードできる。
インストールすると、「Google Chrome」のツールバーに壷のような形をしたボタンが追加される。このボタンをクリックすると、新規タブとして一般的な2ちゃんねる専用ブラウザーのような3ペイン型の画面が表示される。
画面は、左ペインに板一覧、右上ペインにタブ切り替え型のスレッド一覧、右下ペインにタブでスレッドの本文が表示される。板一覧の上部にある検索バーでは、すべての板から特定のキーワードをタイトルに含むスレッドを検索可能。また、スレッド一覧はリスト形式になっており、レス数やスレッドの勢いでソートできるほか、インクリメンタルサーチによる絞り込みにも対応している。
スレッドを閲覧する際は、アンカー先のレスをポップアップで表示したり、同じIDのレスをポップアップでまとめて表示することが可能。もちろん閲覧するだけでなく、書き込みにも対応している上、レス番号をクリックすると発言者名や日付の下にボタンが表示され、そのレスにアンカーをつけて返信するといった操作を行える。
なお本拡張機能は、「Google Chrome」を起動した際に、前回表示していた板やスレッドのタブを復元する機能を備えていない。そのため、よく閲覧するスレッドは、本拡張機能が備えるブックマークに登録しておくとよいだろう。ブックマークに登録したスレッドは、一括して更新をチェックできるので、新着レスだけをすばやく確認できて便利。
また、本拡張機能をインストールしておくと、「Google Chrome」で2ちゃんねるの板やスレッドを開いた際に、画面右上に[read.crxで閲覧]ボタンが表示される。このボタンをクリックすると、閲覧中の板やスレッドを「read.crx」で開き直すことが可能。
板を開き直すと、画面全体を使ってスレッド一覧がリスト形式で表示される。また、スレッドを開き直した際は、同じく画面全体を使ってスレッドの本文が表示される仕組み。2ちゃんねるはよく閲覧するが、単独で動作する専用ブラウザーを使うほどではないという人は、本拡張機能を利用してみてはいかがだろうか。
- 【著作権者】
- idawef 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.35(10/09/04)