REVIEW(10/10/07)

右クリック禁止ページのポップアップを抑止するFirefox拡張機能「RightToClick」

右クリックが禁止されているWebページで表示される煩わしいダイアログを抑止

「RightToClick」v2.8.1「RightToClick」v2.8.1

 「RightToClick」は、右クリックメニューの禁止されたWebページで右クリックすると表示されるダイアログを抑止できる「Firefox」用の拡張機能。「Firefox」v1.5以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vista上の「Firefox」v3.6.10で動作確認した。ライブラリサイト“Firefox Add-ons”からダウンロードできる。

 「Firefox」は右クリックメニューの表示を禁止するJavaScriptを無効化する機能を標準で備えているが、右クリックメニューの禁止されたWebサイトで右クリックするとポップアップ表示される確認ダイアログは抑止できない。いつもの習慣で右クリックしてしまい何度もダイアログが表示され、煩わしい思いをすることも多いのではないだろうか。

 本拡張機能をインストールすると、ツールバーとステータスバーに黄色いマウスカーソルのボタンが追加される。右クリックするとダイアログがポップアップ表示されるWebページでこのボタンを押すと、煩わしいダイアログが表示されなくなる仕組み。また、ツールバーなどのボタンを押さなくても、2回目以降に表示されたダイアログには“Stop dialog popups on this page”チェックボックスが追加され、チェックを入れることで以降のダイアログ表示を抑止できる。

設定画面設定画面

 また、本拡張機能の設定画面からは、「Firefox」標準の機能では無効化できない左クリックや文字列選択の禁止といったJavaScriptも無効化することが可能。なお、本拡張機能の設定画面では[OK]ボタンなどが画面からはみ出して隠れてしまっているが、[Tab]キーなどでフォーカスを移動することで表示することが可能だ。

【著作権者】
NettiCat 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows Vistaで動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.8.1(10/07/29)

(長谷川 正太郎)