REVIEW(11/02/28)
TrueType/OpenTypeフォントと“WOFF”を相互変換できる「WOFFコンバータ」
WOFFを利用したサンプルHTMLファイルを作成する機能も搭載
「WOFFコンバータ」は、TrueType/OpenTypeフォントと“WOFF”を相互変換できるソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
“WOFF(Web Open Font Format)”とは、CSSを利用して任意のフォントをHTML文書で利用可能にする技術“Web Fonts”で利用できるフォーマットのひとつ。Webでの利用を前提に設計されているため、既存のフォントファイルに比べファイルサイズが圧縮されているほか、XML形式による著作権情報の付加などにも対応しているのが特長だ。本ソフトを利用すれば、そのWOFFをTrueType/OpenTypeフォントから作成できる。
使い方は簡単で、“変換前ファイル”の欄に変換したいTrueType/OpenTypeフォントのファイルパス、“変換後ファイル”に出力先のファイルパスをそれぞれ指定して、[変換開始]ボタンを押すだけ。“変換前ファイル”の欄にWOFFファイルを指定すれば、WOFFをTrueType/OpenTypeフォントへ変換することもできる。
さらに、本ソフトはWOFFを埋め込んだサンプルHTML文書を出力する機能も搭載。「Firefox」「Google Chrome」といったWOFF対応のWebブラウザーでサンプルHTML文書を閲覧すれば、テキストの一部にのみWOFFが適用されている様子を確認できる。なお、現行バージョンのIEはWOFFに対応していないが、現在リリース候補(RC)版が公開されているIE9では利用可能だ。
- 【著作権者】
- 武蔵システム
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0(11/02/08)