レビュー
ストアアプリ専用のデータバックアップ・復元ソフト「Windows 8 Apps Data Backup」
Windows ストアアプリのデータ移行に役立てよう
(2013/1/29 11:19)
「Windows 8 Apps Data Backup」は、Windows ストアアプリのユーザーデータをバックアップ・リストアできるソフト。Windows 8に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
Windows 8では“ローミング”と呼ばれる仕組みが用意されており、同じ“Microsoft ID”で関連付けられた環境ならば、比較的容易にアプリケーションのデータ同期が実装できるようになっている。そのため、多くのアプリでデータ同期がサポートされており、データの移行にそれほど気を遣わなくてもよくなった。
しかし、すべてのアプリ、すべてのデータが“ローミング”に対応しているわけではない。また、“Microsoft ID”が異なる環境では、当然ながらデータは同期されない。そういった場合には、やはり手動によるデータの移行が必要となる。今回紹介する「Windows 8 Apps Data Backup」は、その手間を省いてくれるソフトだ。
本ソフトを利用してストアアプリのデータをバックアップするには、まず[BACKUP]ボタンを押す。すると、インストール済みのストアアプリがリスト表示されるので、バックアップ対象にするアプリのチェックをONにしていこう。あとは[BACKUP NOW]ボタンを押せば、指定したフォルダへアプリのデータがバックアップされる。途中表示されるダイアログで[はい]を選択すれば、バックアップデータをZIP形式で圧縮することも可能。
逆にデータをストアアプリへ復元するには、まず[RESTORE]ボタンを押す。するとダイアログが現れるので、バックアップデータをZIP圧縮した場合は[はい]を、そうでない場合は[いいえ]を選択する。続いてバックアップデータのフォルダ(またはZIPファイル)を指定しよう。すると、データがバックアップされたストアアプリの一覧が現れるので、データを復元したいストアアプリを選択して[RESTORE NOW]ボタンを押せばよい。
なお、本ソフトの実行には.NET Framework 4.5が必要だが、Windows 8には標準で含まれている。
ソフトウェア情報
- 「Windows 8 Apps Data Backup」
- 【著作権者】
- Marco Rinaldi 氏
- 【対応OS】
- Windows 8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- -(13/01/12)