レビュー

IEで閲覧中のWebページをHTMLメール化して送信できる「Web2Mail」

“Evernote”のノートにメール化したWebページを送信可能

「Web2Mail」v1.1.0.3

 「Web2Mail」は、Webページをメールで送付可能な形状に整形しHTMLメールとして送信するためのWindows ストアアプリ。x86/x64/ARM環境のWindows 8.1に対応しており、現在“Windows ストア”よりダウンロードできる。基本的な機能は無償で利用可能だが、100円のライセンスを購入することで機能を追加できる。

 利用にはSMTP送信可能なメールアカウントが必要。アカウントの設定がされていない場合は登録を促してくるので、利用可能なSMTPサーバーの情報を登録しよう。

 ソフト単独でも動作するが、基本的にストアアプリ版IEと連携して利用する前提で設計されている。本ソフトをインストール後、ストアアプリ版IEで“共有”を行うと「Web2Mail」が選択できるので、送り先のメールアドレスを確認してから手紙状のボタンを押せばメールを送信可能。無料版では送り先のメールアドレスは1件のみ登録可能だが、ラインセンスを購入すると加えて3件の送り先と1件のメール同報先が追加できる。

ライセンスを購入すれば複数の送り先を指定可能
メールに整形されることで多少元の見た目とずれる場合もある
“Evernote”での受信時。HTMLメール化されたWebページがノートとして扱われる

 “Evernote”へノートとして追加したいWebページがある場合、“Evernote”側の“ノートをメールで送信”の対象となるEvernote専用のメールアドレスを送り先へ指定する。そして本ソフトでメール化されたWebページを送信すれば“Evernote”へノートの形でWebページが追加可能。また、“Evernote”へメールを送る際には件名にタグを含められる。なお、作者によると、“Evernote”に対して本ソフトを利用する場合、設定画面の“データをHTMLに埋め込む”オプションをOFFにしないと正常に画像が保存されないとのこと。

ソフトウェア情報

「Web2Mail」
【著作権者】
kemunpus 氏
【対応OS】
Windows 8.1(x86, x64, ARM)
【ソフト種別】
フリーソフト(アプリ内課金あり)
【バージョン】
1.1.0.3

(市川 祐吉)