レビュー

RSSリーダー機能を備えるChrome用Twitterクライアント「KuroTwi」

“パネル”によって複数の情報を自由に配置

「KuroTwi」v1.7

 「KuroTwi」はマルチアカウントに対応する「Google Chrome」アプリのTwitterクライアント。編集部にてWindows 8.1上の「Google Chrome」v43.0.2357.130で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”から無償で導入できる。

 本アプリは一般的なTwitterクライアントとしての機能をひと通り備えるChrome アプリ。RSSリーダー機能を備えているのが特長で、登録しておいたRSSをTwitterのタイムラインと同じように表示させることができる。

 RSSの一覧やタイムライン、ユーザー情報といった諸項目は“パネル”と呼ばれる子ウィンドウをアプリの中に自由に配置可能。ツイート用テキストボックスや自分のアカウント一覧、DMや自動更新される検索結果などを“パネル”として表示できる。

 “パネル”の配置など本アプリの設定はエクスポートして別の「KuroTwi」へインポート可能。本アプリはChrome アプリのため、「Google Chrome」が動作する環境であればOSを問わず本アプリの環境を簡単に揃えられるだろう。

任意の位置情報を付加してツイート可能

 また、ツイートする際に地図を使って任意の座標を位置情報として設定可能。そのほか、ツールバーにユーザーを登録しておくことができ、そこからユーザータイムラインを開くことができる。

 変わった機能として、削除されたツイートを見ると“ツイ消しカード”が手に入る。レアリティや経験値が設定されているカードだが現状特に使い道はない。作者によると『いいアイデアがありましたらサポート用アカウントまでご連絡ください』とのこと。

ソフトウェア情報

「KuroTwi」
【著作権者】
KEN1 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.7(15/06/18)

(市川 祐吉)