意外と知らないChromeのTips

Chromeでネットの情報をすばやくメモして活用しよう!

Googleのメモサービス「Google Keep」の使い方

「Google Keep」

 今回はChromeの拡張機能も用意されたGoogleのメモサービス「Google Keep」を紹介したい。“Keep”の名前通り、何かしらキープしておきたいときに重宝する。後で読みたいWebページをクリップできるほか、忘れ物防止のためのリストやリマインダーの作成などの豊富な機能が用意されている。スマートフォン向けの「Google Keep」アプリとパソコンとの連携も快適だ。

 あらかじめ「Google Keep」の拡張機能をChromeに追加しておこう。閲覧中のWebページをクリップするには、拡張機能の[Keepに保存]ボタンをクリックするだけだ。必要であればメモやタイトルを入力することもできる。

[Keepに保存]ボタンをクリックした直後の状態。自分のGoogleアカウントに紐付いた「Google Keep」に保存される

 「Google Keep」のWebページに保存されたメモを見てみよう。拡張機能の[Keepに保存]ボタンを右クリックして[Go to Keep]を選択すれば、「Google Keep」のWebページが新しいタブで表示される。

[Keepに保存]ボタンを右クリックして[Go to Keep]を選択する
「Google Keep」のWebページ。拡張機能から保存した内容がまとめられている
スマートフォンの「Google Keep」アプリの画面。パソコンで保存した内容の同期もスムーズだ

 もちろんメモの新規作成も可能だ。「Google Keep」のWebページで[新しいリスト]をクリックするとリスト形式のメモを作成できる。テキストのみのメモなら直接入力すればいい。チェックボックスを追加することもできるので、例えば買い物リストを作成しておき、スマートフォンでチェックするToDoリストのような使い方ができる。

「Google Keep」のWebページ[新しいリスト]をクリックするとリスト形式のメモを作成できる
[色を変更]のアイコンからメモの色を変えておくと見やすくなる
スマートフォンの「Google Keep」アプリの画面。チェックリストをONにすればToDoリストのように使える

 作成済みのメモはGoogleドキュメントの親和性も高い。[その他のオプション]から[Googleドキュメントにコピー]を選択すると、メモからGoogleドキュメントを作成できる。DOCX形式やTXT形式で保存できるため、メモから資料への転用に有効だ。なお、[リマインダーを追加/編集]をクリックすれば、リマインダーを作成することも可能だ。内容と日時を指定して利用しよう。

作成済みのメモの[その他のオプション]から[Googleドキュメントにコピー]を選択する
Googleドキュメントとして保存されたファイルは、DOCX形式やTXT形式などでダウンロード可能
[リマインダーを追加/編集]をクリックすれば、リマインダーを作成可能だ
内容と日時を指定して利用する。スマートフォンで通知を受け取ることもできる